PRIVATE
SAILING
ポンツーンの御大、、、小島パイセンと談笑。
小島さん、素敵なVINTAGE YACHT持ってるんですよね。もう日本に1艇しかないんじゃないかな。
ヨットの紹介
みなさん、こんにちは。武山です。今回は皆さんにヨットとは?を紹介しようと思います。
ヨットは写真のように、風力と人力で船を動かします。
向かって左の船首にある帆がジブ(セイル)、真ん中の帆がメインセイルと言います。この2枚の帆で自由自在に海の上を走らせます。
船を見ましょう。僕のヨットは1989年製のYAMAHA 26 CEXと言います。全長8メートル弱。FRP製で8人乗りです。
横にぶら下がっている白いものはフェンダーと言って、岸にぶつかった時に船を保護するものです。
当時はFRP技術も出はじめたばかりで船の寿命がどれくらい保つのか見当もつかなかったそうですが、今ではちゃんと手入れすれば50年から100年は楽に保つのでは、、と言われています。
船に張り巡らせてあるロープのようなものはライフラインと言って、航海中に船から落ちないようにするためのもの。下の黒い2枚のパネルはソーラーパネル。太陽光でバッテリーを充電します。真ん中のはしごのようなものは海の中に落として、海から船に上がる時、海に入る時に使うスイミング・ラダーです。
上の方の雨で少し染みているグレーの袋のようなもの、これはメインセイルパックと言って、中にメインセイル=帆が入っています。
セイルパックです。
そして、ヨットといえばこのマストです。これは2013年に作り変えたアルミ製の新品です。マストはヨットの最重要パーツの一つと言っていいでしょう。ヨットの命です。このマストに沿って、メインセイルを上げ下げします。
マストの根元。僕の船はオンデッキマストと言って、船の上で止まっているタイプ。これとは別にスルーマストと言って、船の中を貫通しているものもあり、そちらの方が強度が強くなるので遠洋航海や荒天に向いています。
船の前の方にあるセイルをジブと言いますが、僕のはジブファーラーでセイルを巻きつけるタイプ。これによって格段にセイルの出し入れが簡単になります。
ジブに巻きつけてある青いロープ(シートと言います)はこの船の真ん中あたりに左右に設置されたウィンチにつながっています。このウィンチでジブを出し入れします。
この根元にあるものがジブファーラー。ジブを巻き取る優れもの。
コンパス。
アクリル・ウィンドウ。
ティラー。舵棒です。これで船をターンさせます。
ヨットは風力で走らせるため、ロープ(シート)作業が多い。最初は覚えるのが大変かもしれませんが、慣れれば簡単です。
こんな感じ。
シートは用途別に色分けします。
船の中(キャビン)への入り口はこの白いふたを外して入ります。
こんな感じ。
キャビン内。
この船はクルージング用なので、かなり居住しやすく作ってあります。
この箱みたいなのを開けて見ると、、
トイレです。
前方のベッド。Vバース、フォクスルと言います。
船の後ろの方。この船、大人は全部で4〜5人眠れます。
アイスボックスと食料庫。
これらのふたを開けると、、、
シンクと
コンロ。
床板。
この床板をめくると、ビルジ(水)溜まりがあります。ヨットではここが重要なポイントです。黒い部分は電動ポンプと言って、一定以上水が入ると自動的に作動し、水を船外に排出してくれます。
ここに水が溜まっていると、どこからか海水か雨水が船の中に侵入していることになります。
湿気は船には大敵で、カビも生えるし、臭いも出るし、、最悪、船が沈む原因にもなるので、要注意。僕の船はいつも完全にドライを保っています。ありがとう、YAMAHA。
バッテリー。いざという時のために2個積んでいます。
バッテリーのメインスイッチ。
GPS & 魚探。海の上での現在位置と、その場所の水深をチェックします。僕の船は水深1.7メートルで座礁します。
キャビン内に入るための階段。
ふたを開けるとマリンディーゼルエンジンが据え置かれています。
これはキングストン・コックと言って、海水をエンジンに送り込むための弁。これを開けっ放しで帰ると、場合によっては海水がエンジンから溢れて、船が沈没することにもなります。
船内から船外を見るとこんな感じに見えます。ガラスは何かあった時に危ないのでアクリル・ウィンドウです。
ザクッとした説明でしたがいかがでしたか? ヨットは敷居が高いと思われがちだし、なかなか見ることもないと思いましたので、ここで書いて見ました。何かヨットについてご質問があれば、また気楽に僕に声をかけてください。
さて、出航しますか。
ポイントレース
ライバルになるのかな、、Seascape 27。今回はなんとか勝てました。
今シーズンも頑張ります。
春海
鏡のような海面です
いちばん長い日
日本が第2次世界大戦の敗北(ポツダム宣言)を受け入れた1945年8月15日 正午。
その前の24時間に一体何が起きていたのかをドキュメンタリータッチで描いた映画。
とても面白かったです。
ニット帽をかぶる以前の黒沢年雄。こんなに素晴らしい役者さんだとは、知りませんでした。
戦争に負けるってことは、、、
八甲田山
重い映画ばっか研究会の武山です。
野火を観た先週末、続けて観た映画がこちら。
着いていくリーダーを間違うと、とんでもなく悲惨な結果に終わるという映画。
自分の上司でお悩みの方、ぜひご覧になってみては?
(青森出身のうちの柳谷店長の過酷なお里の冬も察しました。雪は大変だろうなぁ。)
野火
なかなかためらっていて観ることのできなかった映画「野火」を、この3連休に見ました。
「俺を食べてもいいよ!」
映画内の有名なセリフです。
戦争俳句で、
「俺が死んだら、俺を体を食べてくれ。そしてお前の血や肉にして、俺も日本に連れて帰ってくれ」
みたいなものを読んだことがあります。想いを察すると、苦しくなって涙を流したことを思い出します。
俺、今年48歳。この映画の背景は72年前。わずか24年の違い。信じられない。
戦争は嫌だ。戦争反対。
2018 Sport Yacht Powerboat Lexus
アストンマーチン、メルセデス、ジャガー、、、最近、カー・マニュファクチュアーがパワーボートをリリースすることはステイタスのようですね。
そして、なんとか世界のラグジュアリーカーカテゴリーに食い込みたい、我が国のLEXUSも。
一部では、上からのフォルムがVAGINAのような、、と形容されているこの船。アメリカ東海岸でワンオフ製作、世界で一艇。ホームポートにとまっていました。
2億円らしいです。アキオちゃん、やるなー。(ホームポートでは、フネを入れているオーナーでもある豊田社長に愛を込めて、こう呼んでいます)
ぜひアキオちゃんに三河湾を爆走してほしいですね。
Nishiura Peninsula Sunset
18:00 03/12/2017
船底塗装
オーナーによっては自分のフネを陸上にあげて保管する人もいますが、僕は自分のヨットを海に浮かべて保管しています。そうすれば、いつでもヨットに寝泊まりできるし、出港も気ままに行える。やっぱりフネは海に浮かんでいるのが美しい。
そんな海上係留にとって、一つ厄介なのが船底に付くフジツボ。船体にフジツボの付いたヨットはセーリングスピードが出ないのです。そんなヨットの大敵フジツボを避ける為に、毎年一回は船底塗料を塗り直さねばなりません。
1年ぶりにオカにあげたカールスバッド。1年で船底塗装の黒いペンキが滲んできて、効力がなくなります。汚いな。
高圧洗浄してフジツボや藻汚れを落としてから、新しい船底塗料を塗り重ねます。
塗装後。
最初の写真に比べてラインがくっきりしています。今年は白いハルの部分のサビ取りもしたので綺麗になりかなり満足。 トータル2日間のメンテナンス。
CARLSBAD
愛艇のCARLSBADです。後ろにちょこんと座っているのは家内です。
ホームポートとホームゲレンデ
こんばんは。武山です。
僕の趣味はクルーザーヨット。船齢30年のYAMAHA26CEXというフネに乗っています。
定員は8人乗り。でも快適に乗るなら4〜5人くらいまでかな。
ヨットの世界では、自分のフネを係留している港のことをホームポート、いつもよく乗る海のことをホームゲレンデと言います。
僕の場合は蒲郡のラグナマリーナと三河湾がそれにあたります。
ホームポートのラグママリ−ナ。
近場の内海、三河湾。
こんなに美しい光景を見せてくれる僕のホームゲレンデ。